2013年5月31日金曜日

カンボジア基本情報(13)病気



カンボジアでは、日本と同様に健康管理もきちんとしなければなりません。
(日本以上に、かもしれませんが・・・・)

代表的なものは

細菌性腸炎(食中毒)
 日本の夏でもタイミングが悪いとかかってしまう、食中毒。
下痢・腹痛・嘔吐・発熱を伴う。大切な事は下痢止めを控え、脱水症状に注意して水分補給をする事。下痢が酷い場合は病院に行く事。長期化は危険。

腸チフス、パラチフス
 チフス菌に汚染された食べ物から来るそうです。合併症で腸に穴が空いて血が出るため「腸」とついていて、持続する発熱が特徴。段階的に熱があがり39〜42度まであがるそう。抗生剤の投与が必要だが、日本では入手困難なので要注意。

デング熱
 ネッタイシマ蚊にさされて感染するウイルス。特に雨季に多い。流行地では子供の病気だが、日本人は抗体を持っていないため大人でも感染する。2−7日間の潜伏期間後、39−40度に及ぶ発熱・腹部を中心とした激しい筋肉痛、全身の関節痛、眼痛。普通だと1週間で熱が下がり発疹がでておさまる。重症型の出血性になると、肝臓障害・血小板輸血が必要な場合も。

マラリア
 ハマダラ蚊より感染。カンボジアはマラリア汚染地域に指定されている。カンボジアは殆どが悪性マラリアで大半が薬剤耐性のマラリア。早期に的確な診断、治療を受けないと数日のうちに脳マラリアをお越し死亡する。マラリアにかかったら、経験豊富・治療薬の種類も多い現地の病院・またはバンコク・シンガポールでの治療を受ける必要がある。
マラリアを発症すると、40度近くの激しい高熱に襲われるが、比較的短時間で熱は下がる。しかし、三日熱マラリアの場合48時間おきに、四日熱マラリアの場合72時間おきに、繰り返し激しい高熱に襲われることになる(これが三日熱、四日熱と呼ばれる所以である)。卵形マラリアは三日熱マラリアとほぼ同じで50時間おきに発熱する。熱帯熱マラリアの場合には周期性は薄い。

日本脳炎
 デング熱と同じ種類に属するウイルスで起る脳炎で、イエ蚊にさされて感染する。症状は発熱だが重症の場合は痙攣や意識障害がおきる。

狂犬病
 狂犬病にかかった動物(犬・きつね・コウモリなど)にかまれて発症する。発病したらほぼ死亡するが、噛まれた時に傷口を良く洗い、消毒すれば発病の確率を低くする事が出来る。

破傷風
 傷口から菌が入り込み、感染。予防接種を受けていればそれほど恐れる病気ではないが、発病すれば日本でも死亡率は高い。

シェムリアップには日本人駐在の病院があります。

ロイヤル・アンコール・インターナショナル・ホスピタル
Royal Angkor International Hospital

Ad:National Rd.6,Phum Kasekam,Khum Sra Ngea
Tel:761888 、012−235888(緊急24時間)
time:8:00-17:00 緊急の場合24時間対応
http://www.royalangkorhospital.com/en/default.asp








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